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院長のささやき

2015年07月04日

"てんこ盛り"より"粋"

“333m 東京タワー 超高層建築! 見に行きたい!”

その昔私が子供の頃は、おのぼりさんとバカにされようと、東京デビューにおいて東京タワーは押さえておくべき場所でした。

しかし、現在・・・

“634m 東京スカイツリー 超超高層建築!! 見に行きたい!!”

“828m ドバイのブルジュ ハリファ 世界最高層建築!!! 絶対行く!!!”

・・・と皆さん思われますでしょうか?

“ふ~ん。高くてすごい建物なんだ。へぇ~”

くらいで終ってしまうのではないでしょうか。

・・・・・・・・・・

 

対しまして、”ザ・ソウドウ東山 京都”の写真です。

私は親戚の結婚式で訪れた事があるのですが、一見“ちょっと立派な古いお屋敷”です。

別に建物自体はすごくも何ともありません。

ところが、入口から中に入るまでの外構、そして中に入ってからの造りに驚きます。

微妙なバランス、細部へのこだわり・・・

狭さや天井の低さが、逆に特別感、プレミアム感を演出していました。

要は“見せ方”を大事にしているわけです。

“また行ってみたいな”・・・そう思わせてくれる楽しいひと時でした。

現代の日本人のメンタリティは、建物自体のすごさ・立派さより

建物を含めたトータルの見せ方・使い方に感動するのではないでしょうか。

“イケイケてんこ盛り”より、“粋”ですね。

・・・・・・・・・・

話は変わって、現在モメにモメている”新国立競技場”について、です。

ザハ・ハディドという天才アーティストの作品です。

デザインコンペの段階で、なーんと、建物が首都高速に“ぶっ刺さって”います。

首都高に刺さってますよ!ちょっとちょっと!!

しかし、それが、なんと数あるプランの中から“採用”されてしまったのです!

現在、“やっぱりお金がかかって・・・”とかいろいろ揉めており、だいぶおとなしい建物になりそうです。

でもトータルで2500億円、屋根だけで1600億円だそうですが・・・

お金の事は置いておくとして・・・

最初ぶっ飛んだ企画が、なぜ通ったのでしょうか?

なぜ、だれも“この建物、道路に刺さってるで!アカンで!!”

・・・と言ってあげないのでしょうか?

ふつう、最初に却下でしょう・・・

・・・・・・・・・・
私は、この建物を採用した方々が、ブルジュ・ハリファや東京スカイツリーを
作りたがる一群の方々なんじゃないか?と推測しています。

とにかく、“すごい!”“デカイ!”“コレでもくらえ!!”的なものを作りたい・・・

私見ですがそういった方は、経済的にイケイケの国はいいのですが、

日本のようにリノベ国家の建造物をセレクトするお立場としては、いささか

“時代遅れ”なのではないかな・・・と思ってしまいます。

・・・・・・・・・・

ザハ・ハディドさんについて調べました。

上記文面はなんかこの方の悪口言っているみたいでしたが、そうではありませんので 下記HP見てみて下さい ハンパ無いですこの方!

↓  ↓  ↓

http://archipelago.mayuhama.com/entry/2015/06/29/103000

ちょっと抜粋してみます。

ヘイダル・アリエフセンターです。

アゼルバイジャンに建造されました。

建物にほとんど直線がありません。すごいの一言です。

新北京空港(計画中)です。

ハンパないですよね。

確かに、この方の建築案には“魔力”とも言うべきパワーがあります。

そ、そうか!

東京オリンピックの象徴として、この“パワー”に惹かれたのか!!

そうだとすれば、納得です。

い、いや!やっぱり道路に刺さった国立競技場はアカンで!!(おしまい)