ひょんな事で、倉敷市民のモニターとして、アンケートが届けられるようになりました。
”災害に強いまちづくり”をテーマに、”倉敷市立地適正化計画「コンパクト・プラス・ネットワーク」”構想についてのアンケートがきました。
時期を同じくして先日、”医療機関BCP”の講習会が、玉島医師会でありました。
医療機関BCPは、災害などで緊急事態が発生した際に診療機能の低下を軽減して早期回復を目指すための方策や、継続的に医療を提供できる体制を維持するための対策・方法などをまとめたものです。
そもそも企業におけるBCP(事業継続計画)とは、自然災害や事故、システム障害などの緊急事態に直面した際に、業務を中断することなく継続させるための計画を指し、Business Continuity Planの頭文字から来た言葉です。
一般企業BCPは”運営中断”をベースに考えますが、医療機関は”運営継続”をベースに策定します。
地震リスクや、台湾有事リスクなど、世の中がぶっそうになってきており、結語的に”災害対策”が行政のフレームづくりにも求められてきているようです。
と同時に、災害につよい医療機関・医療ネットワークも、求められています。
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「コンパクト・プラス・ネットワーク」では、居住区を4種類に分けて、サービスやインフラの配備を検討しています。
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思い起こすと、西日本豪雨災害時は100名以上の患者さんや高齢者を入院や緊急ショートステイで受け入れ、コロナショックの際は積極的に患者を受け入れ、ワクチン接種会場も場所を提供してきました。
ですが、BCPの視点からは、もう少し良い方法もあったのでは?とも、思います。
自前の組織ががんばるだけでは、ダメです。
私は目の前の課題に必死であったために、周りが見えていなかったのかも、しれません。
今後は、有事に対応できる体制、困った際に市民の方を支えるための医療機関BCP体制を、構築していきたいと思っています。
病院間連携では、災害・緊急時には病院の垣根を越えて、患者さん情報の共有は必要になると考えています。
倉敷市さんも、頑張ってほしいですね!
なんにもサポートできませんが、「コンパクト・プラス・ネットワーク」、応援しております!