院長のささやき

2013年01月21日

藤村先生、長い間ありがとう!

 

岡山大学生化学教室所属の藤村先生です。

念願のイタリア留学が正式に決定したそうです。

おめでとうございます!!

彼は私が当院に赴任してからの約2年間、土日祝日などの大変な時間に御勤務頂きました。

本当に、本当~に感謝しています。

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彼は学生のころから実験に興味があり、基礎教室で勉強していたそうです。

そして医師になり、臨床研修2年後、わずか1年足らずで博士号取得、そして留学・・・

まさに学徒の鑑、と言えるでしょう。

WEBの彼の論文をお借りしました。

(詳しくはアイコンをクリック)

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0017685

1 毛周期のメカニズムの一端を明らかにした
2 シクロスポリンなどの免疫抑制剤による多毛症という副作用の機序を明らかにした
3 上記機構にNFATという転写因子の活性化が必要であるが、この活性化を制御する

 カルシニューリンという酵素の、毛髪特異的なバリアントを発見した

毛髪の周期(毛周期)のメカニズム、ってまだ未解明なんですね。

このカルシニューリンという酵素が毛周期に大事なんだそうです。

うーん、正直俺には難しいが、すごいぞ藤村先生!

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彼はその気さくな性格と豊かな人格で、当院スタッフにも大人気でした。

当院美女軍団との写真です。

スタッフのお子さんの中には、藤村先生の医学研究の話を聞いて、なんと医学部を志す方もおられるとか。

どこまでかっこええねん、藤村先生!

俺のヨタ話には感動された試しがございませんが・・・

イタリアの住所教えてね。日本食送るで~

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このページを書きながら、思わず涙腺が緩んでしまいました。

音楽を聴きながら書いていたのですが。

Donny Hathaway “For All We Know”

(聴きたい方はアイコンをクリックしてね)

歌詞の内容はこのたびの事とは全く関係 ないのですが、なぜか藤村先生とのお別れにふさわしいような・・・