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院長のささやき

2016年09月22日

香川県出身野球選手を語ろう! 序章

○ はじめに

西山: みなさんこんにちは。本日は野球について知見の高いお二人をお招きしました。野球について、その中でも、香川県出身野球選手に絞って、マニアックな内容でとことん心ゆくまで語り合っていただく企画です。
大島由久事務長、そして香川純一郎先生(泌尿器科)です!

大島: 有難うございます。本業には全く関係ございませんが、趣味の一環として有意義なお話が出来ましたら幸いです。

香川: よろしくおねがいしま~す。

西山: 本日の座談会は、わたくしの“ささやきコーナー”で上梓させていただきますが、視聴率や売り上げ部数は気にせず、思うままにマニア道を突き進んでいただけたらと存じます。ところで、当院は岡山県なのになんで香川県の野球企画なの?というご質問があると思いますが、大島事務長も香川先生も香川県ご出身なんですよね?

香川: 僕は香川の西にある詫間(たくま)町の生まれです。大学(徳島大学)までは地元でどっぷり香川文化に浸っておりました。

大島: 私は、生まれも育ちも玉島乙島ですが、母が香川県出身で幼少期ことあるごとに香川県にはよく行っておりました。塩江(しおのえ)という山深い温泉町で、とてもいいところです。おかげさまで香川弁もしゃべれます。

西山: ものっそうまげな話しょんと思われるかもしれんけんど、わいのコーナーやきん、ようけ話してつかぁ~さい。

香川・大島: 西山先生!香川県民をバカにしているでしょ(怒)!!

西山: スミマセン。それでは心ゆくまで語り合っていただきましょう!

 

○ 心に残るドラフト指名選手

西山: まず香川県出身のドラフト指名選手という観点で、誰が印象に残っていますでしょうか?

香川: ドラフト当時はあんまり覚えていないんですが、香川県出身でドラフト指名された選手で個人的に好きなのは、三瀬幸司投手ですね。三瀬選手はご存知ですよね?

大島: もちろん、存じております。「制球力は素晴らしく、今振り返ってみると、球威球速が伴えば、プロ入りも納得できるかも」 とも言われていた選手ですね。

西山: ちょ、ちょっと待ってください!三瀬選手?どんな選手なん・・・

大島: (無視して)三瀬選手は観音寺出身で、観音寺一高から、岡山理大に進み、紆余曲折ありプロ入りした選手ですよね。新人王も取られてますね。


香川: そ~ですそ~です!たしか28歳でドラフト指名されたんですよ。そんでね・・・

西山: す、すみません!さすがに視聴率※印(0.1%以下)の危機感を感じております!ここで三瀬選手の基本情報を調べますので、視聴者に提示させてください!
三瀬選手はですね・・・2003年福岡ダイエーホークスにドラフト7位で入団した選手ですね。翌2004年には最優秀救援投手に選ばれています。
2010年には中日にトレードになり、2014年に引退、2015年より中日スカウトとして仕事されているようです。通算11勝17敗、47セーブを挙げています。

 

大島: 三瀬選手あるあるですが、たまたま私のところに来た営業の方で高校時代三瀬投手と一緒に野球をやられていたという方とお話しする機会がございまして、その方曰く、「まさかプロに・・・」という感じだったみたいですよ。

香川: ぉお~地元ネタですね~!!

大島: 香川先生は、三瀬投手のどういうところが好きなんですか?

香川: まず同世代(昭和51年生まれ)のプロ野球選手というところですね。誰でも知っている選手となれば巨人の高橋監督なんかも実は僕や武先生とおなじ昭和50年生まれのプレーヤーなんですが、香川県出身でそこそこ活躍した選手、しかも同世代ということでまず浮かんできます。

西山: 香川先生、確か幼少期野球されてたですよね。

香川: そうです。実は僕も野球少年だったんです。だから三瀬選手と対戦したことがないかなぁとか思って調べてみたんですが、対戦は無かったです。

西山: そりゃ三瀬選手ってプロ入るぐらいですから、激ウマで一般枠じゃなかったんでしょ?

香川: いや、違うんです。三瀬投手は実は野球を始めたのは中学校の軟式野球からなんです。しかも投手に転向したのは高校2年の時らしいです。外野の時も別に活躍してなくて控え選手でした。中学高校時代通じて特に目立った成績はなく、高校3年の時も確か控え投手じゃなかったかな?

大島: ほぉ~。ということは、野球エリート街道を歩んでいたわけじゃないんですね。

西山: 調べましたところ、岡山理大付属からNTT西日本中国で社会人野球でプレーしていて、そのNTT西日本中国が休部になる寸前の試合で福岡ダイエーホークスからドラフト指名があったそうですよ。投手でなんと28歳でドラフト!すごいですね。ふつう引退間近の年齢ですよ。

香川: ですよね。たしか三瀬選手が高校3年生の時甲子園に行ったのは三本松高校で、決勝で僕の母校丸亀高校に勝って甲子園にいきました。僕は高校時代はソフトボール部だったのですが、当時から高校野球が好きで特に県内の状況はよく把握していたつもりですが三瀬投手の母校観音寺一校はベスト8だったような。観音寺一校には僕の友達も多数進学していて、三瀬投手の友達もいます。そういった点でもなんだか親近感がわきます。

西山: 参考までに、この夏の出来事は1993年度夏の甲子園のお話だと思います。

http://koushien.s100.xrea.com/koushikisen/chugokushikoku/kagawa.htm


大島: なるほど。 さらに、野球経験者という事で、そんなディープな情報をご存じなんですね(笑)すごい・・・勉強になります。

西山: ちなみに1991年が宮澤りえの“サンタフェ”発売でした!あの頃です!


香川・大島: まさに我々の青春時代ですね~


○ 思い出話でさらに深層へ

大島: ところで香川先生の母校の丸亀高校は県立進学校ですが、強豪ですよね。確か1990年あたりでしょうか、左の福家投手を擁して甲子園で上位まで進みましたよね。私も当時高校生だったのでよく覚えております。ナイターでの京都平安とのゲームがかすかな記憶の中にあります。

西山: おー事務長さんドンピシャです!1990年夏の甲子園、平安高校に1-0で勝利しています!
 




準々決勝で天理高校に0-7で負けてしまいましたが、ベスト8ですね。丸亀高校は進学校なのにすごいじゃないですか!

香川: いや~文武両道っていうのは幻想で、文武“分業”だったですよ(笑)。甲子園行くぐらい死ぬほど練習したら疲れて勉強出来ませんよ。

大島: そのあたりの年代で一番有名な選手は高橋由伸野手だと思うのですが、同じ四国という事でいうと徳島商業の川上憲伸投手がおりますね。私も好きな選手です。・・・香川ではないですね。いきなりルールをやぶりそうになりました。

西山: あ、大丈夫ですよ。適当にどうぞ。

大島: 香川先生観音寺ご出身という事で、観音寺中央高校はご存知ですか?

香川: 観音寺中央高校の甲子園での活躍は非常によく覚えています。1995年の春、夏と甲子園に連続出場して春は見事に優勝しました。阪神淡路大震災、サリン事件などがあった年です。

西山: お~サリン事件ですね!私その時オンタイムで慈恵医大にいたのでよく覚えています。震災もありましたね。あの時オリックスにイチローいましたね~・・・おっと、また脱線しそうになりました。

香川: 私事ですが前年の大学受験に失敗し、1995年春の甲子園がはじまる直前に大学の合格発表がありました。実は甲子園の開催自体が危ぶまれていて、開催しても縮小しての開催などが検討されていたはずです。観音寺中央高校は、秋の四国大会ではヤクルトや巨人で活躍したサウスポー藤井秀悟投手擁する今治西に準決勝で敗れています。幸い甲子園大会は予定通り行われ、四国の第3代表として甲子園の土を踏むことができたんですよね。


大島: “伊予の怪腕”藤井秀悟ですね!

西山: しかし香川県は1990年に丸亀高校、そして1995年に観音寺中央高校という、いわゆる野球エリート集団校でない高校が出場したんですね~!しかし香川先生の同世代の90年代丸亀周辺は野球がアツいですね!

香川: 観音寺中央高校はのちにプロで活躍するような選手はいませんでしたが、強打を生かして見事に春のセンバツ優勝しました。準決勝かその前後で岡山代表の関西高校とあたったと思います。そのほかにも星陵や、東海大相模といった強豪を破っての見事な優勝でした。

西山: 先生凄い、ドンピシャです。データ野球解説でスミマセンがご参考ください!

 



決勝なんか銚子工業零封じゃないですか。強い!

香川: そしてその勢いのまま夏の香川大会を制して今度は優勝候補として甲子園出場を決めました。実はこのとき甲子園に試合を見に行ったんです。

西山: 香川先生は徳島大学だったそうですが、わざわざ徳島から甲子園に行かれたんですね~

香川: 2回戦日大藤沢との試合でした。終始圧倒的に試合をすすめながら、後一本が出ずにサヨナラ負けしてしまいました。延長11回裏のサヨナラの場面では外野手を一人減らして内野に回すという思い切った采配を取っていました。プロ野球や高校野球観戦も多数してきましたがその中でも非常に思い出深い場面です。

 

西山: ちなみに、その試合は彼女と行かれたんですか?

香川: 先生、その辺は黙秘権を行使させてください。それはそれで話が脱線してしまいますので。

大島: 私は、以前名古屋球場でアルバイトをしていた関係であまりお金を払って観戦にはいかない派ですが、正直なところ女性とは野球観戦には行きません。 こと野球に関しましては、そっちに集中しすぎることうけあいなので・・・

香川: そんな観音寺中央高校なんですけど、じつは来年度から校名が変更するらしく、観音寺中央高校としての甲子園出場は結局この年限りでした。現在の監督が甲子園優勝当時の主将で遊撃手の土井監督です。香川県の高校野球ファンとしては香川県の公立高校の野球部が再び今年の高松商業のように活躍するのを期待しており土井監督にもがんばってもらいたいところです。

西山: 観音寺中央高校黄金時代の選手が監督になったわけですね。同世代ですし、頑張ってほしいですね!


○ 香川県高校野球奇譚 “ゾーン”に突入

大島: 1995年ごろは香川先生にとりまして青春真っ只中だったんですね。私もそうですが記憶に強く残るわけですよね!こんなにいろいろと詳しかったらただのオタクだと勘違いされるとこでしたが、納得です。

西山: そうですよね。イメージは思い出とともに深まるわけですから。ちなみに西山ペディアで恐縮ですが、1995年のヒット曲カラオケランキングです。

 

お~シャランQなつかしいな~!お水系の女性はシングルベッド大好きでしたよね!

香川: 我々もこの頃カラオケ行きまくってましたよね~

大島: (無視して)観音寺中央は、藤井投手と対戦することもあったんですね。藤井投手は今治西・・・香川先生すみません、それは存じ上げませんでした。1995年あの当時、愛媛県は宇和島東上甲監督全盛期でした。あのころは宇和島東を始め、今治西 新田 松山商業 狭いところで川之江 と強豪チームが多くあり激戦だったと記憶しています。



香川: お~きました!伝説の上甲監督ですね~

大島: そんな中甲子園に出場し優勝した観音寺中央は、久保投手始め、土井選手 室岡選手と好選手がそろい相当の実力があったようですよね。私が知っている情報としましては、彼らは中学時代から一緒に野球をしており、中学時代もかなり強かったようですし、さらに高校当時は全くの無名ながらPL学園に練習試合で勝ったと伺っています。

西山: ・・・すみません。ゾーン突入ですね。もう余計なネタはさみませんのでどうぞ。

大島: 必然的に優勝するわけですよね。ある雑誌でみましたが、香川県の歴代最強打者は、観音寺中央の室岡選手と書いてました。もちろん中西太さんや水原茂さんの時代を含めるのかどうかわかりませんが、相当すごかったのではないかと推察いたします。少なくとも大森選手や選手を押しのけての選出ですからね!
先程のお話で出ておりました土井監督ですが、強打のリードオフマンとして優勝に大きく貢献され、橋野チルドレンとしては、三野投手と並んで最高傑作ではないかと考えます。
ちなみに三野投手は巨人にドラフトで一位指名されています。

香川: なるほど、観音寺中央最強時代、橋野チルドレン、そして土井監督・・・今後が楽しみですよね。 このへんまだまだ話をすすめたいですね。大変興味深いところです。

西山: すみません!まだまだこれからという最中に恐縮ですが、お時間となってしまいました。香川先生、大島事務長、ありがとうございました!

香川: え?もう終わりですか?まだ始まったばっかじゃないですか!

大島: そうです。土井監督なんですけど、・・・

西山: つ、続きは次回という事で!おひとりでも読者がおられる限り頑張りたいと思います!みなさん、ありがとうございました!!(たぶんつづく)