2021年10月19日、倉敷市玉島医師会で、兄の西山　成（あきら）が講演いたしました。

ARNI（アーニー）という、新しい降圧薬の紹介です。

 

 

成兄ですが、香川大学薬理学教授です。

専門分野は・・・

降圧薬や腎障害治療薬、そして糖尿病治療薬、はたまた遺伝子の研究やIPS細胞研究、ロシアの宇宙研究のリサーチ・・・などなどの講演をされておられます。

正直、もはや何を専門・専攻しているのか、わかりません。

 

そうだ！“血糖値が上がらないうどん”の開発も、しています！

 

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そんな成兄ですが、よく何十年もいろいろ興味ある事を研究できるなぁ・・・と、感心します。

クリエイティビティ（創造性）の塊、です。

 

講義を受けながら、あるインタビューを思い出しました。

 

 

ダライ・ラマ14世です。

たぶん世界で一番偉いお坊さんです。

この方に、”Why Are You Creative?”とインタビューする番組が、ございました。

 

ダライ・ラマ14世ですが、某国からすさまじい迫害に遭いながらも、精力的に活動を続けておられます。

そんな迫害の中、どうして新しいものをどんどん生み出せるのか。

どんな力で宗教世界を創造し、そして影響力を与え続けているのか。

 

一部端折りますが、インタビューの記事です。

ー　クリエイティビティ（創造性）についてどう考えるか。

私は生きている。

生きているから脳みそも働く。

考えることを止められない。

瞑想は無心で行うものとされているが、私は無理だ。

多くの考えが浮かび、脳はフル回転してしまう。

 

ー　クリエイティビティ（創造性）は世界の問題を解決する一助になりますか？

人間の基本的な資質や君の質問に対して、イメージする能力がある。

それを介して創造力が生まれ、可能性を広げる。

創造性のおかで人類の発展は、他の哺乳類に比べて遥かに高度で迅速だった。

しかし創造力には弱点がある。

それは創造力を発揮する方向性についてだ。

悪意を持って誤った方向に創造性を向けたら、厄災は増えるばかり。

私が考えるに、創造性とは、人間の知性から生まれ出るものだ。

それには、良識と善意が求められる。

 

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クリエイティビティとは、知性から生まれる。

そして、良識と善意が求められる。

 

学術の世界に深く携わる身の成兄ですが、どの業界にも煩悩と厄災は満ちております。

その中で、ダライ・ラマ14世のように、強い心で頑張って欲しいと願っています。

クリエイティブで、ありつづけるために。